CRISPR-Cas9技術を使用して編集された遺伝子を含む細胞を用いて、肺がん患者に臨床試験を開始したそうです。
元記事:ネイチャー
T細胞の遺伝子を攻撃をやめてしまうタンパク質PD-1と結合しないように改変し、がん細胞への攻撃力をアップした免疫療法の一種という事です。
免疫療法という事は、あらゆるがん細胞に有効の可能性がありますね。
臨床試験の結果が良ければ即実用化という事になるかもしれません。
2016年12月現在、この臨床試験は中国で行われています。
この分野ではアメリカと中国が先頭を競っています。
一日も早い実用化を期待したいものです。