東京慈恵会医科大学の横尾隆教授の研究チームが、ラットのiPS細胞を使い尿を作ることができる腎臓の再生に世界で初めて成功したと発表しましたよ。
腎臓再生にはiPS細胞を用いラットで成功
研究では、ラットの腎臓の「種」となるiPS細胞をマウスで一時的に成長させ、その後、ラットに移植し、腎臓を再生したそうです。
未だラットでの研究段階ですが、人への応用に期待が持てますね。
TBS NEWS
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3221346.htm?1511517888347
腎臓再生を人間に応用する時はブタを用いる
人間への応用に向けては、ブタを用いることを想定しているそうです。
ブタって言うのは、ブーブー鳴くあの豚のことです。
人間と豚はそのDNAと細胞構造が非常に似ているそうで、
人間の組織を一時的に豚で成長させ、その後、人間に移植するようです。
人工透析患者は約32万人
日本では、おおよそ32万人の方が人工透析を受けています。
「やり方としては十分応用できる人の腎臓の再生方法ということで確立された」(東京慈恵会医科大学 横尾隆教授)
早く実用化されることを期待します。
東京慈恵会医科大学の横尾隆教授の研究チームの方々、ぜひがんばってください。
応援しています。