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AMDとIntel、ノートPC向けCPUの新シリーズ発表へ:Ryzen 200とCore 200の詳細

既存モデルのリフレッシュで市場対応、AIブランディングは見送り

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AMDとIntelが、ノートPC向けの新しいCPUシリーズを準備していることが明らかになりました。AMDは「Ryzen 200」シリーズ(コードネーム:Hawk Point Refresh)を、Intelは「Core 200」シリーズ(コードネーム:Raptor Lake Refresh)をそれぞれ発表する予定です。これらの新シリーズは、既存のラインナップをリフレッシュしたものとなり、OEMメーカーの在庫消化ニーズに応えつつ、新たな名称で市場に投入されます。

両社とも、Ryzen AI 300「Strix Point」やCore Ultra 200「Arrow Lake」といった次世代CPUの準備を進めていますが、現行モデルの需要も依然として高いため、このようなリフレッシュ戦略を採用したと考えられます。

AMDのRyzen 200シリーズ詳細

AMDのRyzen 200シリーズは、現行のRyzen 8040シリーズと非常に似たスペックを持つことが予想されています。主な特徴は以下の通りです:

  • 最大8コア16スレッド
  • Zen 4コアアーキテクチャ採用
  • L2キャッシュ最大8MB、L3キャッシュ最大16MB
  • TDP: 45-54W
  • Radeon 780M iGPU搭載(最大12 Radeon “RDNA 3″コンピュートユニット)

注目すべき点として、これらのチップは「AI」ブランディングを使用しない見込みです。これは、MicrosoftがCopilot+「AI PC」のTOPS要件を最低45TOPSに引き上げたことに起因しています。Ryzen 200シリーズの最大AI NPU演算能力は16TOPS、プラットフォーム全体でも39TOPSにとどまるため、この基準を満たしていません。

Ryzen のラインナップ:

  • Ryzen 7040: Phoenix Zen4 + RDNA3 + XDNA1
  • Ryzen 8040: Hawk Point Zen4 + RDNA3 + XDNA1
  • 🆕Ryzen 200: Hawk Point Refresh Zen4 + RDNA3 + XDNA1⬅️
  • Ryzen AI 300: Strix Point Zen5/c + RDNA3.5 + XDNA2

IntelのCore 200シリーズ詳細

IntelのCore 200シリーズは、第13世代、第14世代に続く3度目のRaptor Lake Refreshとなります。主な特徴は以下の通りです:

  • 最大14コア(6+8構成)
  • キャッシュ最大24MB
  • TDP: 35-115W
  • 96 EU “Iris Xe” iGPU搭載

このシリーズは「Core Ultra 200」ではなく「Core 200」としてブランド化され、Arrow LakeおよびLunar Lake CPUとは区別されます。

発売時期と市場展開

AMDのRyzen 200「Hawk Point Refresh」CPUは、Strix HaloおよびKrackan製品の発売に近い来年初頭にリリースされる予定です。一方、IntelのCore 200「Raptor Lake Refresh」は今年後半に最初の製品が店頭に並ぶ見込みです。

これらの新シリーズを搭載したノートPCは、現行世代のGPU(RTX 40 / RX 7000 / Arc A-Series)と組み合わせて提供されます。次世代プラットフォームでのRTX 50シリーズ搭載は、これらのリフレッシュモデルではなく、完全な新世代製品に限られるでしょう。

まとめ

AMDとIntelの新しいCPUシリーズ発表は、ノートPC市場に新たな選択肢をもたらします。既存モデルのリフレッシュとはいえ、性能向上や最適化が期待できるため、消費者にとっては魅力的な選択肢となるでしょう。ただし、AIブランディングの基準を満たしていない点は、今後のAI対応PCの動向を考える上で注目すべきポイントです。

両社の新シリーズの発売に伴い、ノートPC市場はさらに活性化すると予想されます。価格競争や性能競争が激化する中、消費者にとってはより良い製品を手に入れるチャンスが増えることになりそうです。今後の詳細な仕様や実際の性能については、続報を待つ必要がありますが、2024年から2025年にかけてのノートPC市場は非常に興味深い展開を見せそうです。

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