日本では2019年5月4日に全身にがんが転移し、「余命3カ月」と宣告された男性が犬の駆虫薬を飲んでガンが完治した。
というニュースが流れ、私も気になって読んでみました。
がんが全身に転移…余命3カ月の男性が犬の駆虫薬で完治?
日刊ゲンダイ
全身にがんが転移し、「余命3カ月」と宣告された米国の男性が、犬の駆虫薬を飲むことで完全回復したというニュースが世界中の注目を集めている。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/253187
元ネタは 英紙「サン」(4月27日付電子版) だそうで…
まぁ、なんだ、いつものお遊び程度のニュースか?
と、思い読み飛ばして忘れた頃に、 国立がんセンターの研究成果、虫下し薬でガン細胞が死滅することを発見し研究しているというニュースが…
国立がんセンター東病院の江角浩安病院長らは、虫下し薬が悪性のがん細胞も死滅させることを2004年に発見
慶應義塾大学先端生命科学研究所
虫下し薬でがん細胞が死滅すること、がん組織と回虫のエネルギーを生産する代謝のパターンが似通っていることから、がん細胞は、回虫などの寄生虫が酸素の乏しい環境下で使用する特殊な代謝、あるいはそれに似通った代謝を使って増殖に必要なエネルギーを生産している可能性を今回の実験で示しました。 一連の研究成果は2009年5月19日、米国がん学会誌Cancer Researchの on-line版に掲載されました。 今後さらに研究をすすめ、がん細胞が使用する特殊な代謝を特定し、その代謝システムのキーとなる酵素(*5)を選択的に阻害する薬物を開発することで副作用がなく、薬効の高い(正常細胞には作用しないため、副作用が少ない)抗がん剤の実現を目指します。
http://www.iab.keio.ac.jp/news-events/2009/05201536.html
いや、これマジじゃん(;・∀・)
虫下し薬を飲むだけで誰でもガンが治る。
とは思えませんが…
犬の駆虫薬として使われるフェンベンダゾールがガンに対して効果があるのは確かですね。
虫下し薬を元に抗がん剤の実現を目指す!
一日も早く実現していただきたいですね。
研究者の皆さん頑張って下さい、期待しています。