楽天ペイメント株式会社（以下「楽天ペイメント」）と楽天Edy株式会社（以下「楽天Edy」）は、iPhone版「楽天ペイ」アプリにおいて、iPhoneユーザーも「楽天Edyカード」へのチャージをはじめとする各種サービスが利用可能になることを本日より順次開始すると発表しました。この新機能により、iPhoneユーザーは「楽天Edy」アプリを別途ダウンロードすることなく、すぐに利便性の高いキャッシュレス決済を活用できるようになります。
新機能追加の背景と目的
2020年2月に始まった楽天ペイと楽天Edyの連携により、Androidユーザーは「楽天Edy」アプリをダウンロードせずに「楽天ペイ」アプリ内でEdyの機能を利用可能となりました。今回、iPhone版アプリへの対応が進むことで、Appleユーザーも同様のサービスを享受できるようになります。この動きは、楽天グループとしてのフィンテックサービスの”入口”としての役割を強化し、2025年に予定されている「楽天ペイ」アプリと「楽天Edy」アプリの統合に向けた戦略的な一歩と位置付けられます。
利用可能な新機能一覧
新たにiPhone版楽天ペイアプリに追加される機能は以下の通りです：
- チャージ：クレジットカードから「楽天Edyカード」へのチャージが可能。
- ギフト受け取り：「楽天Edyギフト」の受け取り機能。
- 残高確認：「楽天Edyカード」の残高を簡単に確認。
- 履歴確認：「楽天Edyカード」の利用履歴を確認できる。
- 表示設定：「楽天ペイ」アプリ内で表示する「楽天Edyカード」の設定。
- カードデザイン設定：マイページからカードデザインを選択可能。
- Edyスタンプラリー：スタンプラリーのキャンペーンページへのアクセス。
これらの機能により、ユーザーは一つのアプリで多岐にわたるキャッシュレスサービスを一元管理でき、利便性が大幅に向上します。
対象機種とサービス開始日
今回のサービス開始は2024年12月12日（木）より順次展開されます。対象となるiPhone機種はiPhone7以降で、詳細な情報や対象外の「楽天Edyカード」に関する情報は公式サイトにて確認可能です。
楽天ペイメントと楽天Edyの連携強化
楽天ペイメント株式会社は、楽天グループ内で決済・マーケティングを中心としたサービスを提供し、2024年度第2回日本版顧客満足度指数調査でQRコード決済業種において「顧客満足」第1位を2年連続で獲得しています。楽天Edy株式会社も「楽天Edy」や「楽天キャッシュ」を通じて、全国の加盟店開拓やキャッシュレス推進に注力しています。これにより、両社は連携を強化し、より多くのユーザーに安心・安全なキャッシュレス決済サービスを提供しています。
今後の展望とユーザーへのメリット
今回のiPhone版楽天ペイアプリへの機能追加は、楽天グループとしてのフィンテックサービスの拡充を目指す取り組みの一環です。2025年以降の「楽天ペイ」アプリと「楽天Edy」アプリの統合に向けて、ユーザーにとってより一層使いやすい決済サービスを提供することが期待されます。これにより、ユーザーは楽天の各種サービスをシームレスに利用できるようになり、キャッシュレス生活がさらに便利になります。
まとめ
楽天ペイメント株式会社と楽天Edy株式会社によるiPhone版楽天ペイアプリへの「楽天Edyカード」チャージ機能の追加は、多くのiPhoneユーザーにとって大きなメリットをもたらします。これにより、ユーザーはアプリを一つにまとめ、効率的にキャッシュレス決済を利用できるようになります。楽天グループとしての連携強化は、今後のフィンテックサービスの進化において重要なステップとなり、より多くのユーザーにとって利便性の高いサービスが提供されることが期待されます。楽天ペイと楽天Edyの連携により、キャッシュレス決済がますます身近で便利なものとなるでしょう。
