リコーは今年初めにGR III HDFをリリースしたばかりですが、すでに2025年初頭にGR IVを発売する準備を進めているようです。最新のリーク情報によると、GR IVとGR IV モノクロームの2つの新モデルが2025年に登場するとのこと。リコーのGRシリーズAPS-Cコンパクトカメラは、富士フイルムのX100シリーズに対する最大のライバルとして知られていますが、X100VIの登場により富士フイルムのゲームは大きく前進しました。
GR IIIから5年、待望のGR IVが2025年に登場
リコーは最近、コンパクトで比較的大きなAPS-Cセンサーを搭載したGR IIIシリーズカメラの特別版として、GR III HDFを発売しました。GRシリーズは、コンパクトな点と高品質な写真が撮れることから、スナップ、トラベル、ストリートフォトグラフィーに最適なカメラとして知られています。ソニーアルファルーマーズで有名なAndrea Pizzini氏による新たなリーク情報では、リコーが2025年のある時期にGR IVの2モデルを発売するとしています。
GR IVとGR IV モノクローム、同時発売はなし?
リークされた情報によると、標準的なカラーAPS-CカメラであるGR IVと、そのモノクロームバージョンであるGR IV モノクロームの2モデルが2025年に発売されるとのことですが、同時発売にはならないようです。これは、GR IIIにも異なるフィルターや焦点距離のバージョンがあるなど、リコーのGRシリーズに関する戦略と一致しています。
新センサーと新レンズに期待
GR IIIからGR IVへの具体的な変更点は明らかになっていませんが、Pizzini氏の情報提供者は、新しいセンサーや新しいレンズ、その他の大きな設計変更や機能の変更がある可能性が高いため、詳細な仕様については慎重になっているようです。GR IIIシリーズは2019年に発売されてから5年以上が経過しているため、マイナーチェンジを考慮しても、アップデートが必要な時期に来ています。その年数を考えると、GR IVではセンサーと画像処理エンジンの完全な刷新が行われる可能性が高いでしょう。
まとめ
リコーのGRシリーズAPS-Cコンパクトカメラの新モデル、GR IVとGR IV モノクロームが2025年に発売される可能性が高いことがリーク情報から明らかになりました。GR IIIから5年ぶりのアップデートとなるGR IVでは、新センサーと新レンズの搭載が期待されます。富士フイルムX100シリーズの最新モデル、X100VIに対抗するために、リコーがどのような革新的な機能を盛り込んでくるのか注目が集まります。GRシリーズの伝統である高品質な写真とコンパクトなボディを維持しつつ、新時代のAPS-CコンパクトカメラとしてGR IVがどのような進化を遂げるのか、発売が待ち遠しいですね。