Appleが「It’s Glowtime」イベントで待望のAirPods 4を発表しました。今回のモデルは、ユーザーが長年望んでいた機能が搭載され、特に音質面で大きな進化を遂げています。最も注目を集めているのは、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載したモデルです。
快適なフィット感と2つのモデル
AirPods 4は、快適な装着感と完璧なフィット感を実現する洗練されたデザインが特徴です。
今回、Appleはエントリーレベルモデルとプレミアムモデルの2種類を発表しました。プレミアムモデルには、AirPodsシリーズ初となるアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されています。
革新的なオープンイヤー型ノイズキャンセリング
AirPods 4 with Active Noise Cancellation(ANC)は、オープンイヤー型デザインでありながら、ノイズキャンセリング機能を搭載することに成功しました。これは技術的に非常に困難とされていた課題を克服した画期的な成果です。
アダプティブオーディオ機能により、ユーザーはモードを切り替えることなく、環境ノイズを軽減し、集中力を高めることができます。また、会話認識機能も搭載され、会話中は自動的に音楽の音量を下げ、会話が終わると元の音量に戻す機能も備えています。
H2チップ搭載で性能向上
AirPods 4には、AirPods Maxにも搭載されているH2チップが採用されています。このチップにより、パーソナライズされた空間オーディオ機能が強化され、デバイスとのペアリングも高速化されました。さらに、新しい「聴覚保護」機能も追加され、ユーザーの耳を保護するためにノイズを軽減する機能も備えています。
音質面では、より豊かな低音と、音声を際立たせる音声分離機能により、より集中した良質なサウンド体験を提供します。
充電と電池持続時間
AirPods 4はワイヤレス充電に対応しており、Apple WatchやQi規格の充電器を使用して充電することができます。USB-C充電ケースは、これまでで最もコンパクトなサイズながら、30時間のバッテリー寿命を実現しています。
価格と発売日
AirPods 4の価格は21,800円、アクティブノイズキャンセリング機能搭載モデルは29,800円となっています。予約は本日から開始され、9月20日に発売される予定です。
まとめ
新しいAirPods 4は、アクティブノイズキャンセリング機能やH2チップの搭載により、音質と機能性の両面で大きな進化を遂げました。オープンイヤー型でありながらノイズキャンセリングを実現した技術革新は、特に注目に値します。さらに、充電ケースの小型化や電池持続時間の向上など、使い勝手も大幅に改善されています。Apple製品愛好家だけでなく、高音質のワイヤレスイヤホンを求めるユーザーにとっても、魅力的な選択肢となりそうです。