日本のメーカー製パソコンは購入時にリカバリメディアを作成し、初期化したいときには、作成したリカバリメディアから行わなければなりません。
目次
日本メーカー製パソコンはOSをアップグレードするとリカバリ出来ない
多くの日本メーカー製パソコンは Windows7 から Windows10 へアップグレードしたものは、メーカーのリカバリツールがエラーとなり、正常にリカバリ(初期化)出来ない状態となります。
また、HDD を SSD に換装した場合、同じ容量の物で、パーティションなど同じ構成(クローン化)でなければ、同じくリカバリーツールでエラーとなりリカバリ出来ない状態となります。
こうなると、購入から3年以上が過ぎ、HDD が故障したり、Windows7 → Windows10 へアップグレードしたい場合には、大容量1TB以上の SSD の購入費用やリカバリディスクの購入などの費用がかさみますので、性能的にはまだまだ使用できるものの、費用と技術的な面からは、実質的に買い替えしか選択肢がなくなります。
ほぼ強制的に買い替えさせるメーカーの戦略だとしか思えませんね。
換装したSSDへWindows10をクリーンインストールは簡単だが問題が
元の1TB以上の HDD から 500GB 以下の SSD へ換装し、Windows10 のクリーンインストールを行うと、インストールは、あっけない程簡単に正常に完了します。
Windows10クリーンインストールは簡単
方法はマイクロソフトの Windows10 ダウンロードサイトから Windows10 をダウンロードし USBインストールメディア を作成、インストールを行うだけです。
しかし、日本のメーカー製パソコンは、メーカー製独自のユティリティや個体専用のドライバなどが必要となり、一度元の Windows7 なり Windows10 なりの、購入当時の古い状態でのリカバリをしなければ、ユーティリティやドライバがインストールできないのです。
メーカー製ユーティリティやドライバはダウンロード出来ない
みなさんのパソコンにも、ほとんど使ったことが無い、メーカー名のついたアプリがたくさん入っていませんか?
ほとんど役に立たないアプリや使用しないアプリは極力インストールしたくない、いらないのですが、中には絶対に必要なものあります。
Windows10 の画面やマウス操作は正常に動作はしますが、問題はキーボードのファンクションやタッチパッドなどが正常に動作しないという状態になることです。
必要なユティリティやドライバは日本のメーカーサイトからダウンロードできません。
しかし、海外のパソコンメーカーでは、ホームページ上からユティリティやドライバ類などは、いつでも新たにダウンロードできるようになっているのが常識なのです。
日本メーカーウゼェ( ・ิω・ิ)
メーカー独自のユーティリティやドライバを別途インストールする方法
必要なものだけインストールする方法は無いかと、Google 先生に聞いても情報は無し。
もう一度 HDD パーティションを確認してみても リカバリ領域といったものは無く、C 直下 に隠しフォルダーとして Recovery が存在していました。
しかし、隠しファイルの C:\Recovery を探してもそれらしき物はなし。
C:\TOSAPINS の中を覗くと各種ドライバとユティリティの名前がついたフォルダーを発見、意気揚々と中を開けて見ると…
setup_hd.bat という名称のファイルが有り、試しにクリックしてみても何も起こらずorz
これは、アレだ、どこか深い階層に実行ファイル的なものが隠されてるのだろうと推測し、探しまくること3時間…
ついに見つけましたYoオッカサン\(^o^)/