歯のもとになる細胞から歯をつくる実験に成功したそうですよ。
残念ながら、まだ動物実験段階なのですが…
今回は大型哺乳類の犬で成功したとのことで、今後の進展にかなり期待が持てそうですよ!
今回歯の再生に成功した動物は犬
以前には、マウスの歯の再生は成功していましたが、より人間に近い大型哺乳類の犬で成功したという事で、人間への実用化に一歩近づきました。
岡山大学の窪木拓男教授らは理化学研究所と共同で、歯のもとになる細胞からイヌの歯をつくる実験に成功した。
今後、iPS細胞などから人の歯を再生する歯科治療などにつなげる考えだ。
-日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG16H8C_W7A310C1CR8000/
ただ、一歩近づいた事は近づいたのですが、今回は iPS 細胞などから作成した細胞ではなく、子犬の将来永久歯になる2種類の細胞を取り出して、体外で成長させ、アゴに戻すという実験です。
細胞的には、永久歯になる細胞を、永久歯に育てた後に戻し、アゴに根をはり、体内で成長した永久歯と変わらぬ状態になったという事です。
一般人の私からすれば、体外で人工的に育てたとはいえ、ある時期に戻せば細胞的にはちゃんと元に戻るのは、当たり前っちゃあ当たり前ジャン(ー_ー)!!
と思うのですが…
iPS 細胞などから完全な再生手法の開発はこれから
研究チームは今後、体の様々な組織の細胞になることができるiPS細胞などから歯を育てる手法の開発を目指す。
iPS 細胞から歯を作成し戻せれば、インプラントや入れ歯ともおさらば出来ますね。
早く実用化お願いします。(-。-)y-゜゜゜