レノボの新しいポータブルゲーミングPC「Legion Go Lite」のリーク情報が明らかになってからわずか数日後、オリジナルモデルの「Lenovo Legion Go」ファンにとって朗報が届いた。VideoCardzの新しいレポートによると、新しく発売された「Legion Go Dock」の互換性パンフレットには、なんと3つの異なるハンドヘルドデバイスがサポートされると記載されているという。
互換性パンフレットには、3つの異なるポータブルゲーミングPC
そのうちの2つは既に知られている端末だ。2023年10月に発売された「Legion Go」(現在Amazonで114,780円で販売中)と、最近リークされた「Legion Go Lite」である。しかし、互換性パンフレットではさらに、以前「Lenovo Innovate 24」で言及されていた第3のポータブルゲーミングPC「Lenovo Legion Go Gen Two」の存在も明らかにしている。
「Legion Go Gen Two」は「Zen 5」アーキテクチャを採用か?高性能と低消費電力を両立
「Legion Go Gen 1」がAMDの「Zen 4」アーキテクチャをベースに構築されていたことを考えると、後継モデルには最新の「Zen 5」プロセッサ(開発コードネーム:Strix Point)が搭載される可能性がある。
「Gen Two」に搭載されるかもしれない「Ryzen 9 AI HX 370」は、Cinebench R23ベンチマークで強力なパフォーマンスを示しており、マルチコアテストで最大23,786ポイント、電力効率では354ポイント/ワットを達成している。これは、AppleのM3 MaxやIntelのCore Ultraシリーズなどの他のモバイルチップセットと肩を並べるもので、生のパフォーマンスと電力効率のバランスの取れた組み合わせを示している。いずれもポータブルゲーミングPCに不可欠な要素だ。
公式発表はいつ?リークの信憑性は?
結局のところ、これらはすべて、現在の業界動向とハードウェアのリークに基づいた推測に過ぎない。さらに、レノボが前述のドック互換性パンフレットで誤りを犯した可能性もあるので、このリークの信憑性を考える際にはそのことを念頭に置いておく必要がある。
より具体的な情報は、レノボが新しいポータブルゲーミングPCを正式に発表した時点で明らかになるはずだ。おそらく来年になるだろうが、それ以前にさらなるリークが表面化すれば別だ。
まとめ
レノボの新型ポータブルゲーミングPC「Legion Go Gen Two」の存在が、同社の互換性パンフレットにて明らかになった。現時点ではスペックや発売日などの詳細は不明だが、前モデルからの大幅なアップグレードが期待される。
特に、最新の「Zen 5」アーキテクチャを採用することで、高性能と低消費電力を両立するのではないかと予想されている。ただし、これらはあくまで推測の域を出ないため、正式発表を待つ必要がある。