AMDの最新CPU「Ryzen 7 9800X3D」が、前モデルの7800X3Dを超える世界最速のゲーミングCPUとして登場しました。日本では11月15日の発売で、約8万7000円という価格で予約販売されています。そのパフォーマンスレベルを考えると非常に魅力的な製品です。
しかし、日本より先行発売された米国では、高い需要により主要小売店やAmazonなどのオンラインショップで在庫切れが続出。通常の小売価格約$480が現在は約$700という割高な価格での取引を余儀なくされています。
最新X870マザーボードの利点
そんな中で朗報となるのが、対応マザーボードの値下げです。X870チップセット搭載マザーボードは、9800X3D用に最適化されており、旧世代のマザーボードで必要だったBIOSアップデートも不要です。
今回は、手頃な価格帯で入手可能な3つのX870マザーボードをご紹介します。
各モデルの詳細比較
GIGABYTE X870 Eagle WIFI7
- 価格:¥52,115 税込
- 特徴:
- Wi-Fi 7対応
- 標準ATXフォームファクター
- 最新機能を網羅
- 価格性能比最高
MSI PRO X870-P WIFI
- 価格:¥42,973 税込
- 特徴:
- GIGABYTEモデルと同等の基本性能
- 追加ポート搭載
- 信頼性の高い設計
ASUS PRO X870-P WIFI
- 価格:¥50,485 税込
- 特徴:
- 高品質な部品採用
- グローバルサポート体制
- 安定性重視の設計思想
選び方のポイント
価格差は僅かなため、最終的な選択はブランドへの信頼度や好みが決め手となるでしょう。特にASUSは世界的な知名度と充実したサポート体制が強みです。
コスト重視のオプション
予算を抑えたい場合は、前世代のRyzen 7 7800X3Dの選択肢も検討する価値があります。ゲーミング性能は依然として高水準を維持しており、対応マザーボードも比較的安価で入手可能です。
まとめ
X870マザーボードは、最新のRyzen 7 9800X3D用として最適な選択肢となります。3社それぞれに特徴があり、予算と必要な機能に応じて選択が可能です。特にGIGABYTE X870 Eagle WIFI7は、最新のWi-Fi 7対応かつ最安価格という点で、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。
将来的なアップグレードも視野に入れつつ、自身のニーズに合った製品を選択することをお勧めします。