JVCケンウッドは、車載AVナビゲーションシステム “彩速ナビ” の最上位モデル「TYPE M」シリーズの2024年モデルとして、9V型フローティングモデル「MDV-M911HDF」と9V型インダッシュモデル「MDV-M911HDL」を10月下旬より発売します。価格はオープンですが、MDV-M911HDFが税込170,000円前後、MDV-M911HDLが税込160,000円前後での実売が予想されます。
Apple CarPlay/Android Auto対応で利便性が大幅に向上
今回の2024年モデルの目玉は、iPhoneやAndroidスマートフォンの機能を彩速ナビの大画面ディスプレイでワイヤレスに使える「Apple CarPlay」「Android Auto」への対応です。
スマートフォンを有線またはワイヤレス接続することで、スマホアプリの一覧が彩速ナビの画面に表示されます。音声アシスタントを使ったテキストメッセージの送信や音楽再生、ニュースや天気の検索、ハンズフリー通話が可能。地図アプリによるルート案内も行えるため、用途に合わせてカーナビとの使い分けができます。 ホーム画面のアイコンをタッチするだけでカーナビとナビアプリをワンタッチで切り替えられるのも便利な点です。スマートフォンのさまざまな機能との連携により、彩速ナビの利便性が大幅に高まっています。
オーガニックGUI PLUSやボイストリガー設定など、ユーザビリティ面でも進化
ユーザビリティの強化も図られています。ハイコストパフォーマンスシリーズ「TYPE S」で好評だったユーザーインターフェース「オーガニックGUI PLUS」と、音声操作機能「ボイストリガーのオン／オフ設定」を新たに搭載しました。
「オーガニックGUI PLUS」では、地図画面上にナビ情報とAV画面を同時表示する2画面表示で、AV画面を最大約6.5インチの特大サイズで表示可能。走行情報をリアルタイム表示しつつ、映像ソースを大画面で楽しめます。AV画面サイズは4パターンから選べます。
「ボイストリガーのオン／オフ設定」は、音声操作の起動方法を「ハイ、彩速」の音声発話かボタン操作から選択できる機能。ボイストリガーをオンにすれば「ハイ彩速」と呼びかけるだけで音声操作が可能に。オフにすればボタン操作で起動でき、音声の影響を受けずに済みます。
高画質HDパネルやハイレゾ対応など、映像・サウンド面の充実も健在
従来モデル同様、高画質・高音質への対応も忘れていません。ディスプレイには、緻密で立体的かつなめらかな映像を再現する高精細HDパネル（1280×720）と、上下左右170°のワイドな視野角を実現する広視野角パネルを採用。静電容量式タッチパネルによるスマホライクな操作も可能です。
また、AndroidスマホのハイビジョンをWi-Fi経由で表示できるワイヤレスミラーリングや、HDMIによるスマホ・ビデオカメラ接続、3A出力対応USBによるスマホ・タブレットの急速充電にも対応。iPhoneをUSB接続する際は別売のUSBケーブルKNA-24USBが必要です。
オーディオ面では、DSD、FLAC、WAVといったハイレゾフォーマットや、LDACコーデック、MQAをはじめとする各種フォーマットをサポート。K2 TECHNOLOGYによる非ハイレゾ音源の音質向上、車内環境に合わせた各種サウンドチューニング機能なども備えています。
まとめ:
以上のように、ケンウッドの彩速ナビ最上位「TYPE M」シリーズ2024年モデルは、Apple CarPlay/Android Auto対応によるスマホ連携の強化で利便性が大幅に向上。ユーザーインターフェースの改善や音声操作機能の拡充によって、より使いやすく進化を遂げています。 従来からの高画質HDパネルやハイレゾ対応、ワイヤレスミラーリングなどの充実した基本性能はそのままに、カーライフに欠かせない多彩な機能を両立。車載ナビの新たな選択肢として注目を集めそうです。 なお、10月8日から31日までの期間中に対象製品を予約すると、メーカー保証2年延長と2024年版オービスデータSDカードがプレゼントされるキャンペーンも実施中です。お得な機会にぜひチェックしてみてください。
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