現在 Huawei Mate9を使っていますが、非常に良い端末でして、購入価格は税込約6万円でした。
今回は実際に3ヶ月使用して感じた、良い点と悪い点を独断と偏見でレビューを書きますよ。
2016年下期のハイエンド機だけあって、価格だけ見れば結構高価ですけど、満足感はプライスレス!
しかし、そんな Mate 9 にも不満はあります。
Huawei Mate 9 の良い点
まずは良い点からザッと…
- 高性能
- 価格がJapanディスカウント
- 画面がデカイ
- デュアルカメラ
- 長時間連続稼動
- 充電が超爆速
- 独自UIがキレイ
- DSDS対応
- 素早い指紋認証
- 18ヵ月後も快適動作
高性能
CPU は Kirin960 :ARM社が開発した高性能コア Cortex-A73 4コア 2.4GHz 動作、省電力コア Cortex-A53ベース 4コア 1.8GHz動作
GPU は Mali-G71 :従来と比べて、ベンチマークテストでは180%の性能アップ、3Dの性能も高く、電力効率も向上している
サクサクってかヌルヌル動きます。
全くストレスの無い操作感です。
また、長時間使用しても発熱は少なく、性能の低下を感じたことは有りませんよ。
価格がJapanディスカウント
価格は他の国に比べ、日本市場では激安となっています。
日本での販売開始当初価格は約60,000円程度、中国や他の国では約80,000~90,000円程度、というJapanディスカウント価格となっています。
アメリカでは政治的な理由もあり本格的な販売には至っていませんが、2016年12月当時、彼の地のモバイル機器販売員に見せて、日本での値段を伝えると、価格の安さに驚いた。
とかなんとか、日本市場で激安価格なら購入しない手は無いですね。
画面がデカイ
5.9型 IPS液晶 フルHD(1920×1080ドット)、コントラスト比は1500:1と高く、NTSC96%の広色域
画面がデカイくて解像度が低め(スマホとしては高解像度だがタブレットと比べると低解像度)ということは、文字も大きく表示できるって事です。
老眼が気になる昨今、これは非常に助かる点ですね。
年配の方々にもオススメですな。
ちなみに、発売時、爆発的人気だったタブレットの Nexus7 2013 は 「1,920×1,200ドット表示の鮮明な7型ワイドIPS液晶」 2013年時点でこの高解像度です。
(Nexus7 2013 オッサンは現役で使用しています。今2017年ですからカレコレ4年程度ですかね。それぐらい良い端末なのですが、いかんせんガタが出てまして時々SIMを認識しなくなりやがります。同じようにお困りのあなたはこちらの記事をご参照くださいませ。(=゚ω゚)ノ Nexus7 2013 SIM認識エラーは本体をひねって直す)
デュアルカメラ
Leicaレンズ+1200万画素カラー(RGB)センサー+2000万画素モノクロセンサーを搭載
デュアルカメラで距離を測定、ボケ味 を自在にコントロール出来る ワイドアパーチャ 機能を搭載しています。
ワイドアパーチャ機能でインスタ映え画像をかんたんに撮影出来る
F値0.95~16の絞りを実現し ワイドアパーチャ機能で自由自在にボケ味を付けられます。
撮影時だけではなく後から操作でいくらでも変えたり、戻したり出来るのは感動モノです。
この、ワイドアパーチャ機能を使えばインスタグラム映えする画像が手軽に撮影できます。
ちょっとした料理の画像も…
何も考えずに撮影しましたが、いいねをたくさんもらえる画像になりました。
長時間連続稼動
バッテリー容量 4000mAh に加えて独自の省電力システムを搭載することで、20時間の連続動画再生が可能
普通にネット閲覧、ニュースを読んだり、メールを送受信したり、という使い方で有れば、まる2日(48時間)は余裕でOK。
電池残量を気にしたり、充電を毎日する煩わしさから、かなり開放されます。
充電が超爆速
HUAWEIスーパーチャージ 独自の充電技術を採用し最大で4.5V/5A(22.5W)で充電します
マジで早いです。
1時間で約80%、2時間でほぼ100%の容量になります。
前日充電し忘た時は、朝の30分充電で約40%充電できます。
これで、8~10時間以上は稼働できますので、仕事中でもまず困ることはありません。
独自 UI がキレイ
EMUI 5.0 美しく上品なデザイン 操作面はユーザーが操作ミスをするポイントを研究、最適化を実施、90%以上の操作を3ステップで完了出来る。
白とブルーを基調にした上品でエレガントな色使い、使い勝手もまずまずと思います。
-左がGoogleカレンダーアプリ 右がHuaweiカレンダーアプリ
DSDS 対応
DSDS(デュアルシム、デュアルスタンバイ)対応で、通話用キャリアSIM+データ用MVNO格安SIM と言った使い方ができます。
DOCOMO の FOMA SIM も通話で使用できます。(どういう訳か単体では使えませんけど…)
SIM1に MVNO の LTE SIM を装着、SIM2に DOCOMO FOMA 通話 SIMを装着し、2枚の SIM を有効にすると2枚とも使えます。
が、FOMA SIM のみ有効にすると…緊急通話のみ 表示になり通話できなくなります。
ちなみに、私の場合、通話は DOCOMO タイプXi にねん+Xiカケ・ホーダイ定額で1,526円、データ通信は楽天モバイル3.1GBプラン972円、合計2,300円程度で運用中(-。-)y-゜゜゜
別々の会社の通話プランとデータプランを組み合わせることによって、月々の支払いが格安になるだけではなく、自分に合った運用ができるのが魅力です。
素早い指紋認証
最新の指紋認証センサーを搭載
ほとんどミスもなく本当に一瞬で認証されます。
さすがハイエンド機です。
18ヵ月後も快適動作
独自端末管理最適化アプリで利用開始から18ヵ月後もパフォーマンスが落ちない
一台のスマホの平均利用期間は24ヶ月程度だそうです。
その期間快適に使い続けられるように、メーカー謹製の、端末管理、パフォーマンス維持アプリが予めインストールされています。
Huawei Mate 9 の悪い点
- カラーバリエーションが少ない
- デカくてパンツのポケットに入れるのが不安
- 重くて疲れる
- 指紋認証センサーが背面に有る為、机に置いたまま認証できない
- Huaweiホーム ランチャー以外のランチャーが使えない
- 独自UI搭載で最新OSアップデートに不安
不満な点の多くは、良い点と裏腹な事が多くて仕方ないんですが…
カラーバリエーションが少ない
これは、Mate9に限ったことではありませんね。
カラーバリエーションは発売時にはゴールドとシルバーの2色しか有りませんでした。
2017年3月に黒が追加されました。
これはカバーで解決しましょう。
付属のカバーは透明ですので、別途購入しました。
Mete 9 は高級機なので高級に見えるって基準でカバーを選びしましたよ。
チョッと見、高級に見えるってだけですけどw。
大型
デカイ、本当にデカイです。(。・_・。)
5.9インチ大型ディスプレイ搭載という事もあり 高さ:約156.9 mm 幅:約78.9 mm と大型です。
しかし、厚さ 約7.9 mm薄いので、パンツのポケットに入らないことはないんですが、座った時に折り曲がり、破壊してしまいそうな不安で頭がいっぱいに…
では、どこに入れて持ち歩くか?
カバンはもちろんOK
ジャケットの胸ポケットには…
余裕で入りますね。
折り曲がりの心配も無用です。
重くて疲れる
重さ:約190 g
バッテリーが4000mAh有りますのでコレが重い原因ですね。
iPhone7Plus とほぼ同じ重量です。
iPhone7Plus 188 g、iPhone7 138g です。
男の私でも、片手で2-3分操作していると支えている指が痺れて、疲れてしまいます。
女性では重量的にも大きさ的にも、片手で操作するのは無理があります。
長時間リラックスして操作するには重すぎますね。
指紋認証センサーが背面に有る為、机に置いたまま認証できない
机に置く場合、操作面を上に向ける方がほとんどだと思います。
指紋認証センサーは背面に有る為、一度手に取って持ち上げなければ、指紋認証させることは出来ません。
不便です…
メッチャ不便です。
指紋認証が高性能で使い勝手がとてもいい為、使えないとなるととても不便に感じます。
いまさらセキュリティに劣り、面倒なパターン認識やPIN入力に戻ることは出来ませんよ。
Google Now ランチャーが使えない
私は Google Now ランチャーが便利でお気に入りです。
一応 Now ランチャーをインストール後、使用出来るようになりますが、いつの間にか Huawei ホーム ランチャーに戻ってしまいます。
その度に設定し直せばまた戻るんですけどね…
裏技的に設定出来る方法もありますが、これは、メーカー側の非推奨でしょうから、誤動作や不具合などを誘発する可能性もありますね。
という事で、Now カード使いたいんですが、一々面倒なので、あきらめてます。
最初のOSアップデート後に問題なく使えるようになりました。
独自UI搭載で最新OSアップデートに不安
独自UIを採用しているメーカーは、AndroidOSのアップデートが、遅い、不具合が多い、アップデートしない、など Google 謹製の Nexus や Pixel に比べて不利です。
今のところ、Huawei は「発売から 12 ヶ月間は最低でも 3 ヶ月に一度のソフトウェアアップデートを実施し、その後はセキュリティパッチの提供を含むアップデートを最長 24 ヶ月間実施することを保証」と発表しています。
購入依頼、不具合の修正やアップデートを素早く配信していますので、この辺は安心です。
しかし、これほどの高性能機ですから、12ヶ月と言わず24ヶ月、出来れば36か月程度OSアップデートをしていただきたいところ。
良い端末なので長く使いたいのですが、2年を超える場合には一抹の不安はありますね。
Mate 9 に限ったことではありませんが…
Mate 9 は非常に良い端末
以上、実際に使用して感じた良い点、悪い点を上げました。
悪い点に関しては、欠点と呼べるものでは無く、あくまでちょっとした不満です。
Mate 9 は、Huawei のフラッグシップの名に恥じない名機と言える
高性能でストレスの無い使いごこち、素晴らしいデュアルカメラと美しい UI は Huawei のフラッグシップの名に恥じない名機と言えます。
私は、価格と大きさに購入を躊躇しましたが、所有してみて大満足の結果となっています。(-。-)y-゜゜゜
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